サッシからの雨漏りが発生したら?原因と対策を解説!
2025.07.28 (Mon) 更新
雨の日にこんなことはありませんか?
- 窓のサッシ周りから水がポタポタ…
- 雨が降るたびにカーテンが濡れる…
- 壁紙が浮いてきたり、カビ臭いにおいがする…
それ、サッシからの雨漏りが原因かもしれません!
目次
サッシからの雨漏りはなぜ起こる?
1. コーキング(シーリング)の劣化
窓枠と外壁の隙間は「コーキング(シーリング材)」で埋められています。しかし紫外線や雨風の影響で年数が経つと硬化・ひび割れが起こり、そこから雨水が浸入してしまいます。
築10年以上経っている住宅では特に注意が必要です。
2.窓の上にある配管や換気扇
台風や暴風などで雨がいろんな角度から降ると、窓の上にある配管、換気扇、通気口などを通じて雨漏りすることがあります。
横や下から雨が吹き付ける場合は要注意です。
3.外壁のひび割れ・穴
一見サッシからの雨漏りに見えて、実は外壁や屋根の亀裂などから水が入り込み、サッシ付近に現れることもあります。
外から見ても気が付かないことも多く、窓から離れた場所のヒビ割れが原因になることもあるので、やっかいです。
4. 屋根やバルコニーからの伝い水
サッシ自体ではなく、上部の屋根やバルコニーから伝わった水がサッシ周辺に流れ込み、雨漏りを引き起こすこともあります。
「サッシから漏れている」と思っても、実は別の場所が原因というケースは少なくありません。
放置するとどうなる?
サッシからの雨漏りを放置すると、以下のような被害につながります。
-
クロスや壁紙のシミ・剥がれ
-
木材や断熱材の腐食
-
カビの発生による健康被害
-
サッシや外壁材のサビや劣化
-
シロアリ被害の誘発
特に木造住宅では、構造部にまで水が回ると大掛かりな修繕が必要になるケースもあります。
早めの対応が建物を守るポイントです。
サッシからの雨漏りを防ぐための点検ポイント
ご自身でチェックできるポイントを紹介します。
-
サッシ周りのコーキングにひび割れ・剥がれがないか
-
外壁にクラック(ひび)や浮きがないか
-
サッシの水抜き穴にゴミやホコリが詰まっていないか
-
室内側のクロスにシミやカビがないか
これらの症状がある場合は、雨漏りの予兆かすでに進行している可能性があります。
サッシからの雨漏り対策方法
1. コーキングの打ち替え
劣化したコーキングは部分補修ではなく、古いコーキングを撤去して打ち替えるのが基本です。
耐久性を高めるため、外壁塗装と同時に施工するのも効果的です。
2. 外壁補修
外壁のひび割れはシーリングや樹脂モルタルで補修します。
広範囲の劣化がある場合は塗装や張り替えも検討が必要です。
3. サッシ本体や部品の交換
変形や劣化が進んでいる場合はサッシ交換を行います。
水抜き穴の掃除で改善するケースもあるので、まずは清掃を試してみましょう。
4. 防水工事
屋根やバルコニーが原因の場合は、防水工事で雨水の浸入経路を塞ぎます。
部分補修よりも根本的な修繕が重要です。
応急処置より、まずは点検を!
タオルやバケツでの対処は一時的な応急処置に過ぎません。
大切なのは「原因の特定」と「的確な修理」です。
見えている水漏れの裏には、見えない大きな問題が潜んでいることもあります。
雨漏り調査・無料点検受付中!
当社では、雨漏り診断のプロが無料で点検・調査を行っております。
以下のような方は、ぜひ一度ご相談ください。
- 雨漏りの症状が出てきたばかり
- 他社で修理したが再発した
- 築10年以上で心配がある
まとめ
サッシからの雨漏りは、放っておくと住まい全体に影響を及ぼす恐れがあります。
「もしかして雨漏りかも?」と感じたら、まずはお気軽にご相談ください。
無料点検・診断を実施しております。